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『北海道新聞』2006年1月12日付

樽商大、タルから酒 知名度アップへ販売 地元の3社が協力


 【小樽】小樽商科大は地元の酒造会社など三社と提携し、卒業式を行う三月
十七日に、独自ブランドの日本酒と酒まんじゅうを発売する。商品名は公募し、
大学は「商大グッズで知名度アップを」と期待している。

 酒は純米吟醸酒五百ミリリットル入りで千五百円程度。酒まんじゅうは六個
入りで五百円程度。酒は小樽の「田中酒造」が仕込み、原料は後志管内仁木町
の農家が生産した酒造用米を使う。ラベルなどの意匠は小樽のデザイン会社が
担当。同大生協と田中酒造で販売する。

 北大のクッキーが注目される中、商大もPRできる商品を売り出そうと、秋
山義昭学長が同大OBの田中酒造の田中一良社長に話をもちかけて実現した。
秋山学長は「法人化で国立大も存在感を示さなければいけない時代」と話して
いる。

 商品名の公募はそれぞれ一人一点で、採用者には三万円を贈る。応募は住所、
氏名、電話番号、商品名をつけた理由を記入し〒047・8501 小樽市緑
三の五の二一 小樽商科大学総務課広報室へ郵送、またはファクス0134・
27・5213へ。二十七日必着。商品名は二月上旬に発表する。問い合わせ
は同大(電)0134・27・5206へ。