新首都圏ネットワーク
  トップへ戻る 以前の記事は、こちらの更新記事履歴

時事通信配信記事 2006年1月11日付

大学院の関空対岸への移転を要望=大阪府立大


 大阪府立大学は10日、生命環境科学部大学院を、関西国際空港の対岸に位
置する国際ビジネス拠点「りんくうタウン」へ移転させることを盛り込んだ構
想をまとめた。

 府立大はりんくうタウンへの移転について「スピーディーかつ制約の少ない
形での教育研究環境整備は、学術研究の国際化に対応し研究力向上と実践的な
人材育成を図る千載一遇のチャンス」としており、大阪府に支援を求める。

 大学院移転をめぐっては、府立大が立地する堺市が、現キャンパス内での整
備を求め、整備費用の半額に当たる総額80億円の負担を提案。これに対し太
田房江府知事が「府域全体のことも考えてもらいたい」と、苦言を呈していた。
(了)