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『中日新聞』2005年12月17日付 理事長は“経営専門家”に 愛知県立3大学法人、県が検討 愛知県は、県立の三大学を統合運営する法人トップの理事長職に、経営感覚 のすぐれた人材を専任で充てる方向で最終調整に入った。初代理事長には民間 からの登用を想定、三大学の学長は副理事長として経営と教育研究のバランス を図る。 三公立大を一法人で運営する例は全国になく、愛知県は法人組織の内容を慎 重に検討。少子化時代に、大学改革をはじめ、達成すべき中期目標の評価・改 善を着実に進めるには、学長が理事長を兼務しない「分離型」の運営組織が適 当との判断に傾いた。 教育研究に理解のある経営者や知名度のある学者らの登用が検討されている。 また、三大学間の調整のため、地方独立行政法人法には規定のない「役員会」 も設置される見通し。これらの基本骨格を定めた後、法人の設立準備委員会を 近く立ち上げたい考えだ。 愛知県は県立大と県立芸術大、県立看護大を一括運営する法人を二〇〇七年 四月に設立、〇九年四月には県立大と県立看護大を統合する方針で、本年度は 基本計画の策定作業を進めている。 |