新首都圏ネットワーク
  トップへ戻る 以前の記事は、こちらの更新記事履歴

共同通信配信記事 2005年12月15日付

教員就職率、56%に改善 今春の教員養成大卒業者


 全国に48ある国立の教員養成大学・学部を今春卒業した人の教員就職率は、
6年連続して増加、前年比0・9ポイント増の56・4%になったことが15
日、文部科学省の調査で分かった。

 文科省は「全般的な教員採用状況が好転している中で、教員養成大学などの
定員が減っていることが上昇の原因」としている。

 調査によると、今春の卒業者は9885人で昨年より210人減ったのに対
して、教員になったのは5571人で昨年より35人減にとどまった。

 このうち正規採用は2730人(昨年2606人)、臨時採用は2841人
(同3000人)で、正規採用が増えた。

 教員以外への就職は1737人、進学者と未就職者は計2577人だった。