|
トップへ戻る | 以前の記事は、こちらの更新記事履歴 |
『京都新聞』2005年12月2日付 丹後地域の活性化目ざし包括協定 京丹後市と京都工繊大が調印 京都府京丹後市と京都工芸繊維大(京都市左京区)は2日、同市弥栄町鳥取 の府農業公園「丹後あじわいの郷」で、人的、物的、知的資源の連携、交流を 強化し、丹後地域の活性化を目ざすための包括協定に調印した。今後、協力推 進協議会を設置し、具体的な事業計画を策定、実施していく。 同大は、府と京都産業21と共同し、3年前から同市峰山町の府織物・機械金 属振興センターを拠点に「丹後サテライト」を開設。繊維や機械をテーマにし た講演や企業向け技術相談などを実施している。 協定は、同大の市内での実績を踏まえ、産業振興はもちろん、教育・文化の 向上、人材育成など幅広い分野で協力関係を構築し、「魅力ある京丹後の創造」 を図る狙い。調印式では、中山泰市長が「高度な専門知識を多角的な視点で生 かし、市の発展につなげたい」とあいさつ。江島義道学長と協定書に署名、押 印した。 市と大学側で構成する協議会は▽大学による小・中・高への出前授業▽市民 大学講座の開設▽企業の研究・技術開発への協力▽社会人研修生の受け入れ▽ 大学生の企業内研修▽外国人留学生との国際交流−などの事業を予定している。 |