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新首都圏ネットワーク


全大教中部地区の組合員の皆さん

 he-forumの場をお借りしてご案内致します。

 全大教中部地区協議会では、来年度の賃金改定を阻止するために、学習交流
会を計画しました。
 この学習交流会は、各単組執行部、支部執行部を中心に、人勧の問題点を明
らかにし、来年度の賃金改定の動きに対する署名活動等の原動力にする場とし
て、特に名古屋市や近郊に在住の組合員の皆さんにも参加して頂き、学習と交
流を行うことにしました。
 会場は、名古屋工業大学職員組合のご厚意で、広い会場を用意して頂きまし
たので、広くご参加下さるようお願いします。

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全大教 元・現委員長が講演

大幅賃下げと地域格差、実績主義で職場破壊を持ち込む人事院勧告とは
人勧準拠論を突破し、未来に向けて仲間を増やし、新しい労使関係を築こう

 人事院勧告と公務員給与の改定を受けて、多くの国立大学法人では、12月か
らの基本給の切り下げと、期末勤勉手当の引き上げ等が提案され、4月までさ
かのぼることは食い止めたものの、切り下げが強行されようとしています。し
かしその中で法人として、人事院勧告に準拠したものではないこと、給与等の
決定は、団体交渉等を通して双方が誠実に共同決定を目指すこと、来年度に向
けてプロジェクトチームを立ち上げ、組合に報告し協議を行うこと、事務・技
術職員の給与が国家公務員より低い水準にあり、教員の給与が私立大学の給与
より低い水準にあるという組合の主張を重く受け止めること、等を確認し、運
動を未来につなげることができた組合もあります。
 来年度はさらに基本給を、賃金が最も低いとされる地域の水準に切り下げ、
昇給や期末勤勉手当に業績主義を持ち込み、評価基準や方法も確立されないま
ま、職場の集団としての機能に亀裂をもたらす「給与構造の見直し」が行われ
ようとしています。
 これまでの人勧準拠、賃金不利益変更に反対するとりくみをさらにすすめ、
道理のない基本給の大幅切り下げや、優秀な人材の獲得を困難にし、教育・研
究・診療発展を妨げる、地域格差や業績主義の持ち込みを行わせないために、
全大教中部地区として、学習交流集会を計画しました。
 皆さんの参加をお待ちしています。

日時 12月10日(土)13時30分〜16時30分
場所 名古屋工業大学 大学会館2階 第3・4集会室
   交通案内 http://www.nitech.ac.jp/gene_inf/g20/g20_020/g20_020z.html
 
内容
   1.賃金切り下げ等「給与構造見直し」の人勧と賃金不利益変更の法律問題
    講師:和田 肇 (全大教元委員長・労働法)
(質疑応答は、現在問題になっている具体例も交えて行います。)
   2.人勧適用反対と組織拡大のとりくみ
    講師:大西 広 (全大教現委員長)
   3.各単組・支部のとりくみの交流