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『日本経済新聞』2005年11月18日付 東京地検、国立大入札でも重電各社聴取・設備工事巡り 重電メーカー各社による受変電設備工事などの入札談合事件で、東京地検特 捜部が、国立大学の電機設備工事の入札の経緯についてもメーカー側から事情 聴取していたことが17日、分かった。自民党衆院議員の元事務所職員(45)が コンサルタント業務を担当していた工事もあったという。重電業界を巡る入札 に、官だけでなく、政界関係者の関与が浮上した。 特捜部は17日、新東京国際空港公団(現・成田国際空港会社)や防衛施設庁 発注工事を巡り、競売入札妨害容疑で三菱電機や東芝、富士電機システムズの 本社など関係先を家宅捜索。18日も引き続き関係先を捜索し、入札の実態解明 を進めるとみられる。 |