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『日刊工業新聞』2005年11月15日付 東京・大田区産業振興協、横浜国大と連携−まずクラスター育成セミ 東京都の大田区産業振興協会と横浜国立大学は、産学連携の推進で14日合 意した。連携第1弾として12月から「大田区産学連携道場」と銘打ち、同大 学の教授を講師とする区内企業向け産業クラスター育成セミナーを開く。 切削・ 研削など4テーマを設定し、06年2月までに1テーマ3回、計12回の講義 を行う。 約3カ月間の情報交換で産学連携の機運を高め、来年度以降の具体的 な連携につなげる。 大田区産業振興協会は、東京工業大学の協力で毎月1回の技術シーズ発表会 を行っているが、今回のように3カ月間の集中講義を行うのは初めて。 「特に 企業や研究室が複数参加するクラスターを育てたい」(山田伸顯大田区産業振 興協会専務理事)としている。 また、横浜国大は産学連携推進本部が中心となり横浜市や横須賀市、藤沢市 との協力を進めているが、「セミナー開催という具体的内容に踏み込むのは今 回が初めて」(松本幹治産学連携推進本部共同研究推進センター長)。 セミナー テーマは切削・研削、振動、塑性加工、表面改質の四つで、1回目は切削・研 削をテーマに12月13日に開く。 |