|
『朝日新聞』佐賀版 2005年10月22日付 佐賀大がビジネスプラン募集 佐賀大科学技術共同開発センター(内田進・センター長)は、県内の大学・ 高校で学ぶ学生を対象に、ビジネスプランコンテストを開催する。協賛企業の 抱える課題の解決に学生が知恵を絞ることで、起業家の育成教育と産学連携に よる地域活性化を狙う。 過去2回、佐賀大で授業の一環として実施していたが、今回から同センター と財団法人「九州地域産業活性化センター」の主催となり、募集の範囲も学外 に広げた。 協賛するのは、県内を中心とする食品製造業、流通業、農業など計13の企 業・団体・個人。「県の特産品を使ったお菓子を編み出して欲しい」「若い人 が足を運びやすい酒屋にするには」などの課題を出し、学生が答える形だ。 グランプリの賞金は30万円。特許取得につながりそうなプランがでれば、 佐賀大の技術移転機関「TLO」を通じて、民間企業などへの売り込みも図る。 課題と募集要項は近く同センターのホームページ(http://www.r d.saga−u.ac.jp)で公開される予定で、応募期間は12月11日 (必着)まで。 参加費無料。書類やプレゼンテーションによる審査を経て、来年1月20日 に佐賀市内で開かれる公開審査会でグランプリなどが決まる。 応募者は希望すれば、弁理士や中小企業診断士から事業計画書の作成方法や、 プレゼンテーションのやり方についてアドバイスを受けられる。問い合わせは 同センター(0952・28・8961)。 |