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新首都圏ネットワーク

『東奥日報』2005年10月19日付

コラボ産学官青森支部が20日発足


 県内の五信用金庫でつくる県信用金庫協会を母体に、産学官連携活動を推進
する「コラボ産学官青森支部」が二十日、青森市で設立総会を開き、正式に発
足する。これまでに各信金の取引先企業約二百社が支部への加盟を表明。産学
官連携を原動力に地域経済の活性化を図る。

 支部には弘前大学など十の教育機関と、賛助団体として県、21あおもり産業
総合支援センターなど行政が参加。政府系金融機関、県工業会などの経済団体、
地元報道機関の四十一社・団体も協力し、連携促進のネットワークを形成する。

 コラボ産学官(本部東京)は産学官連携支援の任意組織。加盟している全国
の大学と首都圏企業の共同研究、技術開発の仲介役を務めている。

 青森支部は同団体の地方支部第一号。支部の主な事業は(1)会員企業と全
国の大学、国・地方自治体との連携支援(2)連携による新規事業、ベンチャー
企業育成(3)知的財産に関する情報収集、会員への情報提供−など。信金の
各営業店が連携相談や研究依頼の窓口になる。