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新首都圏ネットワーク

『日本経済新聞』2005年10月5日付

金沢大と北陸電、経営幹部の養成講座を共同で開設


 金沢大学と北陸電力は4日、地元企業の経営幹部にふさわしい人材を養成する
講座を共同で開設すると発表した。大学と民間企業が大規模な人材研修を共同
で開くのは全国でも珍しいという。

 「金沢ビジネスアカデミー」は将来北陸の企業で幹部を目指す40歳前後の管
理職を対象とし、11月6日から来年7月1日まで約8カ月間、金沢電気ビル(金沢
市)やITビジネスプラザ武蔵(同)で開く。ゼミナール形式による討論やプ
レゼンテーションを中心に、経営管理や企画立案の能力向上を目指す。

 金沢大学経済学部や大阪市立大学の教員などのほか、企業の社長や人事担当
者などが講師を務め、企業の成功・失敗事例の研究や北陸経済の動向も踏まえ
た内容を想定する。

 定員の目安は35人。講座は水曜日の夜と土曜日を合わせて計31回開催する。