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『北海道新聞』2005年10月2日付 ベンチャー企業設立へ協定締結 小樽商大と札医大、道東海大 小樽商大(秋山義昭学長)は一日、札幌市内の同大札幌サテライトで、札幌 医大(今井浩三学長)、道東海大(松前仰学長)と、ベンチャー企業の設立な どを目指して連携する協定をそれぞれ結んだ。「国立大法人と公立大、私大と の協定締結は全国でも珍しい」(小樽商大)という。 札医大の医学系、道東海大の工学系の研究成果や技術を、小樽商大の経営ノ ウハウを生かし、事業化につなげるのが狙い。当面は、互いの専門分野のセミ ナー開催や、教員を派遣し合って大学院生を教育することなどを検討していく。 協定は三年ごとに更新し、最終的に大学発のベンチャー企業を設立するのが 目標。協定締結を働きかけた小樽商大の秋山学長は「それぞれの得意分野で協 力し、足りない部分を補完し合えば、総合大学以上の力を発揮できる」と話し ている。 |