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新首都圏ネットワーク

『京都新聞』2005年9月29日付

「財務内容の改善」は「計画通り」
滋賀大の中期目標審査


 昨年4月に法人化された滋賀大は29日、国立大学法人評価委員会(野依良
治委員長)から、財務内容の改善など全4項目で「計画通り進んでいる」「お
おむね計画通り進んでいる」との評価を受けたと発表した。

 同委員会は、法人化した国立大学が策定した中期計画(6年間)の進行状況
を毎年審査し、評価する。

 同委員会は同大の計242項目の中期目標を審査した。その結果、全体評価
として「経営戦略会議の発足など、前向きな取り組みが進みつつある」と指摘
した。項目別評価では、「財務内容の改善」は五段階評価で上から2番目の
「計画通り進んでいる」、「業務運営の改善」や「自己点検・評価」など3項
目は「おおむね計画通り進んでいる」とした。

 成瀬学長は「1番目の評価は無かったが、順調に目標を達成しつつある」と
話している。