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| 『日本経済新聞』2005年10月1日付 ３大学統合の「富山大学」など新組織・自治体が相次ぎ発足 北陸３県で１日、統合や合併による新組織・自治体が相次ぎ発足する。富山 大学（富山市）など３大学統合による新「富山大学」がスタート。核燃料サイ クル開発機構敦賀本部（福井県敦賀市）は日本原子力研究開発機構敦賀本部と なり、“西の本社”に格上げされる。自治体では合併により石川県で新「加賀 市」、福井県で「越前市」が誕生する。 富山大学、富山医科薬科大学（富山市）、高岡短期大学（富山県高岡市）の 統合により発足する新「富山大」は、芸術文化学部など八学部と約9300人の学 生を擁し、日本海側有数の総合大学になる。 日本原子力研究開発機構の敦賀本部は中部と西日本地区を統括する。福井県 の要請に、同機構が応えた。新本部の職員数（発電所要員を除く）は、従来の 100人弱から130人弱に大幅に増強し、県が進める研究開発拠点化計画への協力 体制も整備する。 |