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『中日新聞』2005年9月26日付 金沢大とも研究連携 コマツ、協定締結へ コマツ(東京)は建設機械の粟津工場、産業機械の小松工場(いずれも石川 県小松市)が金沢大と長期的な産学共同研究を進められるよう、産学連携の協 定を締結する方針を固めた。コマツは二〇〇四年十月に横浜国立大、今年一月 に大阪大と協定を結んでおり、金沢大と締結されれば三校目となる。(経済部・ 勝間田秀樹) 金沢大との産学研究の進め方としては「例えば産業機械を製造している小松 工場からプレス機械の制御技術や騒音低減技術など、テーマごとに金沢大に研 究を委託することが考えられる」(斉藤雅美コマツ産機事業本部業務部長)と いう。 コマツは〇四年、粟津、小松両工場の幹部で構成する石川地区委員会(委員 長・鈴木康夫取締役常務執行役員)を設置。工、理学部を抱える金沢大との産 学研究連携に向けた準備を進めてきた。 横浜国立大とは、神奈川県平塚市にあるコマツの研究・開発本部が先端研究 を進めるための包括協定を締結。大阪大とは未来技術を探索したり、一部研究 開発をコマツが委託したりする目的で、大学院工学研究科と連携している。 横浜国立大との間ではインターンシップ交流も進めており、金沢大との間で も優秀な人材確保につなげたい考えという。 |