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新首都圏ネットワーク

『下野新聞』2005年9月16日付

大学が地域貢献考える 宇大でシンポ


 地域社会と国立大学の連携の在り方を考える「国立大学地域交流ネットワー
クシンポジウム」(宇都宮大など共催)が十五日、宇都宮大で開かれた。北海
道から鹿児島まで四十二大学の関係者が参加、国立大学が地域社会の中で果た
すべき役割について活発に意見を交わした。

 今年で四回目。開会式で、宇都宮大の田原博人学長は「法人化への流れの中
で、国立大学の存在意義があらためて問われている。活性化の拠点となるべく、
地域に根差す意気込みが必要だ」とあいさつした。

 「大学による地域づくりの底力を見せよう」と題したパネルディスカッショ
ンには、日ごろから県内の大学とつながりの深い、高根沢町の高橋克法町長や
アイ電子工業(大田原市)の高橋徳経社長のほか、NPOメンバー、現役の大
学生がパネリストとして参加した。