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『東奥日報』2005年9月1日付 弘前大が八戸で産学官連携フェア 弘前大学は一日、「産学官連携フェアin八戸」を八戸市のユートリーで開き、 同大の先端的研究成果や研究シーズ(種)を紹介するとともに、産学官と金融 の関係者による意見交換を通じて、本県での産学官連携の在り方を考えた。 パネルディスカッションでは、小林正基・県商工労働部理事をコーディネー ターに、五人のパネリストが意見交換。八戸インテリジェントプラザの毛利邦 彦副所長は「地域が目指す方向は地域雇用機会の増大」「シーズよりもニーズ 志向で、異業種間との交流からニーズをつかんではどうか」と提案。これに対 し、弘大地域共同研究センターの内山大史副センター長は「われわれも主体的 に考え、動くことが大事。学内で連携のためのシステム構築が必要と感じてい る」と述べた。 また八戸市で測量などを手掛ける「興和」の上平好弘取締役は官に対し「ベ ンチャー企業の製品を応援し、PRしてほしい」と提言していた。 |