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新首都圏ネットワーク

共同通信配信記事 2005年8月29日付

新大学院大学で108億円 沖縄振興概算要求15%増


 内閣府は29日、2006年度予算の沖縄振興関連経費で、沖縄県恩納村に
2007年開学を目指している沖縄科学技術大学院大学の関連として108億
3000万円を盛り込むなど、総額で本年度当初予算に比べ15・4%増の3
269億5100万円の概算要求をまとめた。

 開学費用の内訳は法人運営など関連経費が48億1500万円、施設整備費
が60億1600万円。開学が迫ったことで整備費が前年度の6倍に増えた。

 新規事業では、情報技術(IT)分野での新規企業の立地を促進するIT新
事業創出体制強化事業に7億2000万円、世界遺産を有する首里城などの周
辺整備事業で1億7600万円などを計上。クールビズで注目された「かりゆ
しウエア」なども含めた沖縄デザイン戦略構築促進事業にも3100万円を要
求する。

 米軍普天間飛行場の跡地利用推進関係経費には3億2000万円を計上。