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『琉球新報』2005年8月27日付 琉大総資産400億円 不動産中心、全国58位 琉球大学(森田孟進学長)の財務諸表が26日発表され、同大の総資産額が 401億9730万5516円であることが分かった。全国89の国立大学法 人のうち、総資産額のトップは東京大学で約1兆2988億9000万円。琉 大は58位となっている。 法人化に伴って算定されたもので、琉大の資産が明らかになるのは、初めて。 西原町内にある大学キャンパスの土地建物などの不動産が主な資産で、約2 63億6000万円。また、流動資産のうち、現金や預金は50億2883万 7777円。付属病院の未払い治療費も流動資産に組み込まれており、21億 7815万9054円となっている。 土地建物の不動産評価額の内訳は、西原町千原の本キャンパスが79億円、 同上原の医学部29億2000万円、本部町の瀬底実験所9150万円となっ ているほか、那覇市首里石嶺町にある医学部職員宿舎9億1300万円、宜野 湾市志真志の職員宿舎5億6700万円、浦添市前田の職員宿舎3億1200 万円などとなっている。国頭村奥にある学生の課外活動施設は1690万円だっ た。 財務諸表は、文部科学省から承認を受けた後、同大ホームページで公開され る。 |