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『日本経済新聞』2005年8月13日付 福井県と県内大学、連携推進の協議会を設立 福井県と福井大学、福井県立大学など県内7高等教育機関は、連携して地域の 課題に取り組むための協議会を9月に発足させる。「地域医療の体制整備」「教 育のあり方」「大学間の連携」などが課題となりそうで、協議会の下に分科会 を設け具体的な協力を探っていく。 協議会に参加するのは、福井大、県立大のほか福井工大、仁愛大、仁愛女子 短大、敦賀短大、福井高専。「地域への貢献」が求められる大学と、大学の知 的資産の活用が課題の自治体が手を組んで地域の問題解決を検討する組織を立 ち上げることになった。 大学側で中心となっている福井大では、付属病院の研修医不足と地域の医師 不足の解決が差し迫った課題としており、自治体との協力が欠かせないとして いる。初等、中等教育にあたる教員養成に関しては大学と自治体の連携が必要 とみている。 |