トップへ戻る  以前の記事は、こちらの更新記事履歴
新首都圏ネットワーク

『山陰中央新報』2005年8月9日付

島根大学改革諮問会議が最終報告書


 島根県立大、同女子短大、同看護短大の統合・法人化を議論してきた県大学
改革諮問会議の梶田叡一座長が8日、大学の「全入時代」をにらみ、運営のス
リム化や人事評価制度の導入を盛り込んだ最終報告書を、澄田信義知事に提出
した。

 4月から協議を進めた梶田座長は「最近は多くのキャンパスを持つことが主
流で、3つのキャンパスが結び付いた形での大学運営が望ましい」と説明。澄
田知事は「時代の要請に応え、地域に密着した大学にしたい」と話した。

 県は報告書を基に9月に基本計画を策定。文部科学省の設置認可を経て、2
007年4月に3大学を統合し、公立大学法人・島根県立大学を発足させる。