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新首都圏ネットワーク

共同通信配信記事 2005年7月28日付

大学国際化支援に34校
海外連携や教職員派遣


 文部科学省は28日、海外の大学との連携や教職員の海外派遣などの取り組
みを財政支援する「大学教育の国際化推進プログラム」の対象に、国立大19
校、国立高専1校、公立大1校、私立大13校の計34校を選定した。

 このプログラムのうち、教職員を海外派遣して授業の改善方法などを学ぶ事
業に決まったのは19校。

 南山大は、裁判員制度導入に対応した法学の教育手法を開発するため、ロー
スクールの“先進国”の米国に派遣。北大は実験用動物を犠牲にしない獣医学
の教育方法を学ぶためイギリスなどに派遣する。

 海外大学との連携を支援する事業には、学生が海外の大学との間を行き来し
て、それぞれの大学から修士号を取得する取り組みをする東北大や早大など1
5校が選ばれた。