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共同通信配信記事
2005年7月22日付 特色ある大学教育に47件 文科省が支援先を採択 文部科学省は22日、教育面で意欲的な取り組みをしている大学・短大を重 点的に支援する2005年度の「特色ある大学教育支援プログラム」に、大学 34件、短大11件、複数校による共同の取り組み2件の計47件を採択した。 同プログラムは今回で3年目。申請は410件で、前年度から124件減っ た。 単独で採択された大学・短大の内訳は、私立が28校で最も多く、国立が1 2校、公立5校。採択率は国立大が16%で最も高かった。 慶応大が3年連続で採択されたほか、群馬大や山口大、京都精華大の3校が 2年連続、筑波大や福井大など7校が2回目の採択となった。 設定されている5つのテーマ別では(1)総合的取り組み7件(2)教育課 程の工夫改善15件(3)教育方法の工夫改善12件(4)学生の学習や課外 活動への支援の工夫改善6件(5)大学と地域、社会の連携の工夫改善7件。 埼玉県立大では、医療や福祉にかかわる学生が学科の枠を超えて行う共同研 究が採択され、群馬大では、外国人住民が多い地域でのインターンシップなど を通じ多文化共生の視点を持つ教員や医師を養成する取り組みが採択された。 |