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『日経産業新聞』2005年7月20日付 阪大・東北大、大学の枠超え共同研究拠点――材料分野で産学連携推進 大阪大学産業科学研究所と東北大学多元物質科学研究所は19日、新産業創造 物質基盤技術研究センターを設立し、ナノテクノロジー(超微細技術)など材 料分野の研究連携に着手したと発表した。阪大と東北大が相互に足りない分野 を補い合うことで産学連携を進める。複数の大学にまたがる研究所ができたの は、今回が初めて。 両大学が共同設立した新産業創造物質基盤技術研究センターを拠点に5年間の 予定で連携を進める。20社以上の会員企業から必要な技術課題などの提案と資 金提供を受ける。特任教授などの形で企業の研究者も受け入れながら開発を進 める。強度の高い金属材料や無鉛はんだ、バイオセンサーなどが開発テーマに 上がっている。 |