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『毎日新聞』長野版
2005年6月29日付 産学連携:研究開発協定を締結−−信大工学部と精密部品会社 信州大工学部(長野市)と精密部品メーカー「ミスズ工業」(本社・諏訪市、 山崎泰三社長)は28日、産学連携で研究開発などを進める協定を締結した。 同学部が民間企業と協定を結ぶのは、昨年11月の「オリオン機械」(須坂市) に続き2例目。 同社はこれまで、同学部の研究者に対する研究資金を寄付や卒業生の就職な どで、同大との結び付きを強めてきた。今年度、同大に「信州大学諏訪圏産学 連携室」が設置されることを契機に、協定を締結する運びとなった。両者は今 後、研究開発のほか、人材育成や新事業創生の分野で協力を進めていく。 同学部によると、協定の締結により、研究者が協同研究を実施する際の事務 的負担が軽減されることや、他の産学連携の呼び水となることが期待されると いう。【川崎桂吾】 |