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2005年6月21日付 横浜国大と国際協力銀行、教育・研究・人材育成面で協力協定を締結 横浜国立大学と国際協力銀行(東京都千代田区)は、海外経済協力業務を効 果的に実施したりや開発援助での教育・研究・人材育成面を一層高めることを 目指す協力協定を2005年6月17日に提携した。この協力協定を契機に、横浜国大 は国際協力銀行のインターンシップに学生を派遣したり、円借款業務での調査 などに教員を参加させるなどに協力する一方、国際協力銀行は横浜国大に講義 を提供するなどの協力を行う。 国際協力銀行は、円借款業務の基本方針として「海外経済協力業務実施方針」 を定め、この中に開発パートナーシップとして、大学などとの連携によって日 本の経験などを活用するとうたっている。国際協力銀行と横浜国大は、例えば タイの地域開発や電力セクターなどでの調査に助言するなどの実績を既に持っ ている。今後は、横浜国大の海外での教育・研究や人材育成面での実績を国際 協力銀行の海外経済協力業務に活用し、地域研究や開発政策研究などに生かす 見通し。 逆に、横浜国大は海外経済協力業務の経験を教育・研究に反映させる。この 協力協定による連携を通して、アジアなど海外経済協力分野での解決策を提供 したり、国際社会に貢献するリーダーを育成する人材育成態勢を拡充させる。 具体的には、横浜国大の学生の留学や海外インターンシップ、教員の海外経済 協力業務への協力を深めていく計画。(丸山 正明=産学連携事務局編集委員) |