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『四国新聞』2005年6月21日付 5人で投票、新学長決定は7月7日−香大 木村好次学長の任期満了に伴う学長選で、香川大は二十一日、五人の「学長 候補適任者」について学内意向聴取(投票)を実施すると公示した。投票日は 七月一日。学内外の委員でつくる学長選考会議が、投票の結果や各候補者への 面接、所信表明の内容などを総合的に判断し、同七日に新学長を選出する予定。 候補者は、石川浩名誉教授(63)、一井真比古農学部長(60)、高津義 典理事(64)、竹内博明副学長(63)、芳沢宅実副学長(62)の五氏 (公示順)。投票資格者は講師以上の教員や課長以上の事務職員らで、約五百 人。 ホームページには、五氏の所信表明書が掲載された。目指すべき大学像とし て、石川氏は「実践力・研究開発力のある大学」、一井氏は「個性豊かで地域 に貢献する大学」、高津氏は「研究や医療、文化など地域の基盤力を高める大 学」、竹内氏は「小さくてもキラリと光る個性や特色のある大学」、芳沢氏は 「魅力的な教育プログラムを提供する学生中心の大学」などを挙げている。 法人化後初めての学長選となる今回から、投票結果などを参考に「学長選考 会議」(議長・一井真比古農学部長)が最終決定する方式に変更した。投票の 最多得票者が新学長に選ばれるとは限らないのが特徴。同会議は、学外からの 視点を大学運営に生かすため、教育研究評議会と、経営協議会の学外者から選 出された委員らで構成する。 |