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新首都圏ネットワーク

 

『宮崎日日新聞』2005616日付

 

学長に住吉氏再任 宮崎大学

 

 

 宮崎大学の学長選考会議(青木祐議長、十四人)は十五日、次期学長候補者

に現学長の住吉昭信氏(70)を決めた。同会議は近く文部科学相に申し出を行い、

十月一日付で文科相から学長に任命される。任期は十月一日から四年間。

 

 同会議は非公開で行われた。事務局によると、今月十日にあった新学長選出

の意向投票結果について説明があった後、次期学長候補者の可否について協議。

全会一致で住吉氏の再任を決めた。

 

 意向投票では、有効投票千四百十七票のうち、住吉氏が九百六十九票、農学

部教授の河内進策氏が四百四十八票を獲得していた。

 

 記者会見した住吉氏は「大学活性化の取り組みと医学部付属病院の経営の実

績が評価された」とした上で、「宮崎大学が世間に認められるように大学を改

革し、活性化させ、地域に貢献していきたい」と抱負を述べた。

 

 住吉氏は一九三四(昭和九)年生、鹿児島県出身。九州大学医学部卒。同大

学医学部助教授を経て、七四(同四十九)年に旧宮崎医科大学医学部教授に就

任。同大学副学長兼医学部付属病院長を歴任。二〇〇三年十月から現職。