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新首都圏ネットワーク

 

『北日本新聞』2005615日付

 

学長選考合同学長選考会議始まる 新・富山大学

 

 

 新・富山大の初代学長選考で、合同学長選考会議(議長・石坂誠一富山国際

大名誉学長)は十五日午前九時から、富山大で始まった。四人の学長候補適任

者全員を面接した後、協議を行い、午後四時ごろに学長候補者一人を発表する

見通しだ。

 

 候補適任者は五十音順に、小野武年氏(66)=富山医薬大学長=、西頭徳

三(さいとうとくそう)氏(67)=高岡短大学長=、塩沢和章氏(59)=

富山大理事・副学長=、南日康夫氏(71)=県新世紀産業機構理事・科学技

術コーディネーター、県工業技術センター所長。

 

 同選考会議は三大学から選出された学内、学外の委員二十四人で構成され、

内訳は富山大と富山医薬大が同数の十人、高岡短大が四人。この日は橘高岡市

長=高岡短大選出=が欠席し、二十三人が出席した。

 

 面接は一人ずつ行われ、候補適任者が描く新大学像や学長として取り組みた

いことなどをプレゼンテーションした後、質疑応答があったとみられる。

 

 三大学では同選考会議と並行し、十四日に実施した意向投票の開票作業を開

始した。面接終了後、上位三人の得票率が、同選考会議に参考資料として報告

される。

 

 選ばれた学長候補者は、七月一日に文科相から正式に指名される。学長の任

期は、新大学の学長選考会議が、国立大学法人法で定められた二−六年の範囲

内で決定する。

 

 新・富山大は十月一日に発足する。