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新首都圏ネットワーク

 

共同通信配信記事  2005613日付

 

専任教員の4割を実務家に

教職の専門職大学院

 

 

 教員養成の専門職大学院創設を検討している中教審のワーキンググループは

13日、専任教員の4割以上を豊かな経験を持つ「実務家教員」とし、高度な

授業力のあるベテラン教員やカウンセリング方法を教える医師ら多様な人材を

充てることで一致した。

 

 実務家教員は法科大学院が「2割以上」、それ以外の専門職大学院が「3割

以上」とされており、教員養成の専門職大学院はこれを上回ることになる。文

部科学省は「教職の大学院では理論より実践を教えることが大切だ。具体的な

経験を持つ人に教えてもらいたい」としている。

 

 文科省がワーキンググループに提示した素案などによると、教員や指導主事

が実務家教員の中心。ほかに、子どもの問題行動に詳しい家裁の調査官が生徒

指導を教えたり、民間企業の経験者が組織運営のノウハウを伝えたりすること

も考えている。