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新首都圏ネットワーク

共同通信配信記事  2005年6月7日付

NPO法人が統一学力試験
大学入試に新たに参入


 特定非営利活動法人(NPO法人)の教育制度研究フォーラムは7日、大学
が入試の判定材料として活用できる全国統一学力判定試験を今年10月から実
施する、と発表した。センター試験に比べ出題範囲を限定し、より基礎的な学
習内容の理解度を問う試験で、新たに大学入試に参入する。

 同法人は「選抜を主な目的とせず、高校の一定学力を有しているかどうかの
判定試験。アドミッション・オフィス(AO)入試や推薦入試と連動させて利
用できる」としている。

 試験は国語、数学、英語、理科、社会の5教科で、解答はマークシート式。
問題作成は民間業者に委託し、初年度は約1万人の参加者を目指す。すでに私
大、私立短大など5校が正式に参加を表明しているという。