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新首都圏ネットワーク

『大分合同新聞』2005年6月1日付

5人が立候補 大分大学長選考


 大分大学は一日、中山巌学長の任期満了(九月三十日)に伴う新学長を選ぶ
ため、教職員への意向調査(投票)を公示。学内から推薦を受けた五人が立候
補した。

 五人(五十音順)は▽非常勤理事(医療担当)・副学長の有田真氏(69)
▽工学部教授の滝田祐作氏(61)▽理事(社会連携担当)・副学長の羽野忠
氏(59)▽医学部教授の森宣氏(52)▽理事(総務担当)・副学長の嘉目
克彦氏(57)。

 午前九時から人事課の職員が候補者名や意向調査の日程を記した公示文書、
各候補者の略歴、業績、大学運営構想に関する所信調書を、事務局や各学部の
掲示板に張り出した。昨年四月の国立大学法人化に伴い、学長の選考方法は助
手以上の教員による投票から、助手以上の教員と副課長級以上の事務職員を対
象にした意向調査に変更した。投票結果を参考にし、学外を含む十三人の学長
選考会議(理事三人、教員五人、経営協議会の学外委員五人)が決定する。

 十三日に第一次の意向調査。各候補の得票を基に十四日の選考会議で候補者
を絞り込み、二十日に第二次の意向調査。二十一日に開く選考会議で、出席委
員の三分の二以上の同意を得た候補が新学長に決まる。

 意向調査の有権者は六百六十一人(六月一日現在)。新学長の任期は十月一
日から四年間。