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新首都圏ネットワーク

『大分合同新聞』2005年5月26日付

市、商議所、大分大が協定 別府の活性化へ産学官スクラム


 別府市のまちづくりや観光浮揚、人材育成に産官学が連携して取り組もうと、
同市、別府商工会議所、大分大学は二十五日、市まちづくり連携交流協定を結
んだ。

 調印式は市役所であり、浜田博市長が「協定の締結を機に、さらに個性的な
まちづくりに取り組みたい」とあいさつ。

 堤俊一郎県生活環境部長、堀本博行市議会副議長の立ち会いで、浜田市長、
中山巌学長が協定書に調印した。中山学長、別府商工会議所の林道弘副会頭が
「地域活性化に貢献したい」などと抱負を語った。高松右門会頭が所用で欠席
したため、商議所との調印は後日行う。

 連携による三者の活動内容は、(1)市は、住む人も訪れる人も生き生きと輝き、
個性的で豊かな生活を送れるまちづくりを目指す(2)商議所は、地域と一体となっ
たまちづくりに取り組むことにより、観光経済の浮揚を図る(3)大分大学は、社
会に貢献できる人材の育成と、地域と一体となったまちづくりに取り組む―と
している。

 同市は、昨年三月に商議所、市内の三大学・短大と交流協定を締結。高齢者
を対象にした「湯けむり健康教室」を開講するなど、産学との連携に力を入れ
ている。