|
『日本経済新聞』2005年5月24日付 大学発VB、関西で220社──2府5県の3月末累計、全国の2割占める 近畿経済産業局によると、管内2府5県(福井県を含む)の大学発ベンチャー の累計設立数が3月末までに220社に達した。全国(1099社)の約20%を占め、 事業分野では「バイオ」や「素材・材料」の比率が高い。 近畿の大学別では、大阪大学が54社でトップ。以下、京都大学(51社)、神 戸大学(27社)、龍谷大学(20社)、立命館大学(19社)の順で続く。阪大は 全国3位、京大は同4位だった。 業種別の内訳をみるとバイオが43.6%(全国は38.1%)で最も多く、次いで ソフトウエア関連IT(情報技術)の27.3%(同30.0%)、素材・材料の15.0 %(同11.3%)の順。全国と比べると、IT系の比率がやや低い。 府県別では大阪府が82社と最も多く、京都府70社、兵庫県34社、滋賀県24社、 和歌山県8社と続く。奈良県と福井県はそれぞれ1社だった。 |