トップへ戻る   以前の記事は、こちらの更新記事履歴
新首都圏ネットワーク

共同通信配信記事  2005年5月20日付

6割、45校が定員割れ
法科大学院05年度入試で


 制度導入2年目となる法科大学院の2005年度入試で、74校中、約60
%に当たる45校が定員割れになったことが20日、文部科学省のまとめで分
かった。

 定員割れは前年度の14校に比べても大幅に増加。同省は「将来、司法試験
を受ける学生の質を一定に保とうと判断した大学や、前年度に定員以上に入学
した学校があえて合格者を絞り込んだとみられる」と話している。

 定員割れは4月1日時点で、国立7校、公立2校、私立36校であり、全体
では281人の欠員。うち35校は10人以下の定員割れだったが、中には定
員40人に対し26人しか入学しない学校もあった。