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『日経産業新聞』2005年5月11日付 お茶の水女子大が知財本部、企業と連携強化 　お茶の水女子大学はこのほど、知的財産の活用を推進するための本部組織を 発足させた。学内の発明など知財の管理や特許戦略の検討、教員に対する職務 発明などの啓発、企業や他大学との共同の研究・連携の役割となることを目指 す。全国の大学で知的財産本部を設ける動きが活発になっているが、女子大で の事例はまだ少ない。 　「知的財産本部」は、研究推進室を母体に設立した。本部長は郷通子・学長 が兼務し、組織自体も学長直轄とした。当初は各研究室の成果を調査・発掘す ることなどに重点を置く。