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『毎日新聞』2005年5月11日付 法人化で愛媛大、株大量取得 愛媛大学(小松正幸学長)は10日、同大学発のバイオベンチャー企業、セルフ リーサイエンス社(本社・横浜市鶴見区、資本金4億7750万円)役員から、同社の 未公開株2400株の寄付を近く受けると発表した。大学法人化に伴い今年3月から 可能になった。文部科学省研究環境・産業連携課技術移転推進室は「国立大学 の株取得は恐らく全国初。他大学からも問い合わせがあり、今後は増えそう」 と話している。 同社は、同大学の遠藤弥重太・無細胞生命科学工学研究センター長が開発し た、小麦胚芽(はいが)を使うたんぱく質合成技術などの特許管理や技術普及を 目的に同大学教職員らの出資で02年設立、上場を目指している。 |