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新首都圏ネットワーク


『日本経済新聞』2005年4月28日付

首都大学東京、受講料収納にカード、コンビニ決済導入


 公立大学法人、首都大学東京(東京・新宿、高橋宏理事長)は日本信販と提
携し、6月中旬に開講する公開講座の受講料収納にクレジットカードとコンビニ
エンスストア店頭での決済を導入した。受講料収納にカード、コンビニ決済の
両方をとり入れる大学は全国的にも珍しいという。振り込み方法の多様化で利
便性を高め、受講生を幅広く集めたいと考えている。

 対象となる公開講座は「オープンユニバーシティ」で、今年度は教養教育、
キャリアアップなど150ほどの講座開講を準備。入会金(3000円)、受講料(週
1回2カ月間の講座の場合、約2万円)を銀行、郵便局に加え、クレジットカード、
コンビニ店頭でも振り込めるようにした。

 決済には日本信販が開発、提供するシステムを採用。カードが利用できるの
は同大学のホームページからの申し込みの際だけとし、使用できるカードは
「ニコス」「ビザ」「マスター」の3種類。

 首都大学東京、日本信販はカード、コンビニ決済の取扱件数の合計を今年度
は2000件、3年後は6000件と見込んでいる。