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『福井新聞』2005年4月28日付 県立大法人化へ準備会議 4作業部会置き検討 初会合 公立大学法人県立大設立準備会議の初会合が二十七日、県庁で開かれ、二○ ○七年四月をめどにした法人化への検討項目やスケジュールを確認した。県の 杉本達治総務部長や県立大の祖田修学長ら委員六人が出席。 議長の杉本総務部長が「法人化へ向け、研究、教育とともに、地域貢献を強 化するよう教職員の意識改革を進めてほしい」とあいさつした。 設立に向けた体制として準備会議の下に企画、調査や立案を行う幹事会を置 き、さらに▽組織▽人事▽財務会計▽目標・評価?を検討する四つのワーキング グループの設置を確認した。 一方、県立大も特別委員会などを設け、法人化に向けて学内の意見集約や中 期計画などの策定に取り組むとした。 今後のスケジュールは、月一回程度開くワーキンググループで具体的な項目 について検討し、秋に準備会議に報告、本年度中に定款や中期目標の原案を策 定。引き続き来年度中の設立認可へ向けた作業を進める。 県立大の法人化は、大学に経営の視点を導入し、自主的・自律的に運営でき る組織形態とするのが狙い。今年三月に策定した「県立大改革基本方針」で正 式に決定した。 |