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『四国新聞』2005年4月23日付

学内推薦5人決まる−香川大学長選


 香川大は二十二日、木村好次学長が九月末に任期満了となることに伴う学長
選で、学内からの推薦を受けた候補者を発表した。石川浩名誉教授(63)、
一井真比古農学部長(60)、高津義典理事(63)、竹内博明副学長(6
3)、芳沢宅実副学長(62)の計五人。五人を超えなかったため、選考の規
定に基づき、学内被推薦者の投票は行わない。

 今後は、この五人に経営協議会の学外委員の推薦者(二人以内)を加え、六
月上旬に最終候補者が決定。最終候補者を対象として、七月一日に講師以上の
教員や課長以上の事務職員らによる投票が行われる予定。

 この後、学内外の十四人で構成する「学長選考会議」(議長・一井真比古農
学部長)が、投票の結果や各候補者への面接、所信表明の内容などを総合的に
判断し、七月上旬に新学長を選出する。任期は四年間。

 法人化後初めての学長選となる今回から、投票結果などを参考に「学長選考
会議」が最終決定する方式に変更した。最多得票者が新学長に選ばれるとは限
らないのが大きな特徴。同会議は、学外からの視点を大学運営に生かすため、
教育研究評議会と、経営協議会の学外者から選出された委員らで構成する。