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『毎日新聞』広島版 2005年4月20日付

県立広島大:第三者評価機関を設置へ


 県立広島大の副学長、小見志郎氏(57)=元野村総研データ・サービス監
査役=がこのほど、県庁で会見し、「07年度の独立行政法人化に向け、第三
者評価機関を設けるなど社会ニーズにあった大学運営を目指したい」などと述
べた。県立広島大は、県立大(庄原市) ▽県立広島女子大(南区)▽県立保健
福祉大(三原市)の3大学を統合・再編して開学し、新たな発展を目指してい
る。

 県立広島大によると、教育、研究、地域貢献などが適切に行われたかどうか
チェックする内部組織や学識経験者から意見を聞く、第三者評価機関を設けて
独立行政法人化に備えるという。

 小見氏は神奈川県出身。72年に野村総合研究所に入り、81年に広島中央
テクノポリス基本構想の策定に携わった。03年から県立広島大設置準備委員
会委員を務めた。【下原知広】