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『山陰中央新報』2005年4月16日付

島根県立三大学の統合へ諮問会議と計画骨子


 島根県立三大学の統合・法人化で、同県は十五日、大学改革諮問会議を設置
した。また、統合・法人化した島根県立大学を設置し、県立大(浜田市)、島
根女子(松江市)と看護(出雲市)の両短大を再編した同大短期大学部で構成
するとの基本計画の骨子も示した。

 諮問会議は、経済、教育、福祉の三分野から任命された有識者七人で構成。
統合・法人化対象の三大学の学長も特別委員として加わる。二十五日に初会合
を開き、骨子に基づいて議論して七月末までに報告をまとめる。

 骨子では、県立大と短期大学部とも男女共学とし、短期大学部は松江キャン
パスに健康栄養、保育、総合文化の三学科(いずれも仮称)、出雲キャンパス
に看護学科と専攻科を設ける。

 同県は、諮問会議の報告を基づき九月に基本計画を策定。二〇〇六年四月に
は設置認可を文部科学省に申請し、〇七年四月の新法人の発足を目指す。