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『朝日新聞』沖縄版 2005年4月14日付 琉大学長の新任期、訂正へ 琉球大(沖縄県)の学長選考で3選された森田孟進氏(68)の新任期につ いて、学長選考会議が決めた1年10カ月という任期が、「2年以上」とする 国立大学法人法の規定に反するとして、文部科学省が大学からの任命申し出を 差し戻していたことが分かった。大学側はミスを認め、同会議で任期を延長し た上で、森田氏の任命を再度申し出る方針。 国立大学法人法では、法人化(昨年4月)後の学長選考は各大学の学長選考 会議(学外者を含める)が行い、文科相が任命する。任期は「2年以上6年を 超えない範囲内」と定めている。 しかし、法人化後初の学長選考を今年2月下旬までに行った琉球大の同会議 は、選考規則に「付則」を設けて、森田氏の新任期を今年6月1日から07年 3月31日までの1年10カ月と決め、発表していた。 同大総務課は「年度末で区切りがいいという判断だった。(国立大学法人法 については)特に議論がなく、認識が甘かった」としている。 森田氏は99年6月から学長を務めている。 |