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『毎日新聞』愛媛版 2005年4月13日付 キャンパス挑む・学ぶ:県と愛媛大、地域活性化で連携 幅広く課題解決を ◇全国2例目、協定書調印 県と愛媛大学は12日、地域の活性化や課題解決に向け、包括的に連携する 協定書に調印した。都道府県と国立大間の同様の協定締結は、今年2月の茨城 県−筑波大に続いて全国2例目という。 県と同大学は、従来から人材交流や先端技術の開発、調査活動などで多くの 連携事業を進めてきた。締結を機に、今後は個々の研究者や部課の枠に縛られ ることなく、幅広いプロジェクトを進めることが出来るようになる。具体的内 容は、近く吉野内直光・副知事や小松正幸学長ら20人で結成する連携推進会 議で話し合う。まちづくり策や防災の研究などが考えられるという。 調印式では、加戸知事と小松学長が協定書に署名。加戸知事は「大学の幅広 い人材で、地域活性化にご協力頂きたい」とあいさつ。小松学長も「法人化さ れた今、地域貢献は大学の使命」と話していた。【古谷秀綱】 |