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新首都圏ネットワーク


共同通信配信記事 2005年4月6日付

首都大学東京で初の入学式
4校統合、石原知事ら出席


 東京都立大など4大学を統合して新設された「首都大学東京」(八王子市な
ど)の初めての入学式が6日、学長の西沢潤一前岩手県立大学長、石原慎太郎
知事らが出席し、渋谷区の東京体育館で開かれた。

 第1期の新入生は学部生1622人、大学院生752人。

 首都大学東京は「大都市における人間社会の理想像の追求」を理念に掲げ、
都市教養、都市環境など4学部を設置。他大学の授業科目も単位認定する「単
位バンクシステム」や、企業で学生に就業体験させる「インターンシップ」が
特徴だ。

 新大学設立は石原知事の公約。都主導で計画が進められたため、都立大など
の一部教員は反発し、首都大学東京への就任を拒否した。都立科学技術大、都
立保健科学大、都立短大など従来の4大学は、昨年までに入学した学生のため
2010年度まで存続する。