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『毎日新聞』群馬版 2005年4月5日付 群馬大:4金融機関と産学連携協定を締結−−地域活性化を目指し /群馬 群馬大(鈴木守学長)は、取引銀行など4金融機関などと、産学連携の推進 と地域活性化を目指して互いに協力することを目的とした協定を締結した。 締結相手は、東和銀行、群馬銀行、三井住友銀行(グループ会社のSMBC コンサルティングを含む)、中小企業金融公庫。メーンバンクの東和銀行とは 産学連携だけでなく、さまざまな連携をする「包括協定」として結び、他の3 機関とは「産学連携協定」を結んだ。 協定は、両者がそれぞれの情報やノウハウなどを利用して、地域企業の技術 ニーズと大学の研究成果を結びつけるようコーディネートする。産学連携の推 進のほか、地域企業の技術相談に関する支援や協力、地域企業へのつなぎ融資 でも積極的に協力する。産学連携の取り組みは全国的に広がっているが、地方 の大学が金融機関と相互協力協定を結ぶのは先駆的という。 鈴木学長は「大学と金融機関の取り組みで、中小企業や地域社会の発展に貢 献できるようになる」と話している。【山田泰蔵】 |