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『四国新聞』2005年4月2日付

「選考会議」が選出−香大新学長


 香川大は一日、木村好次学長が九月末に任期満了を迎えるのを受け、学長選
の選考日程を発表した。法人化後初めてとなる今回から、学内での投票結果な
どを参考に、学内外の十四人で構成する「学長選考会議」(議長・一井真比古
農学部長)が最終的に選出する。新学長の決定は七月上旬の予定。任期は四年
間。

 法人化以前は、投票の有資格者は助手以上の教員に限られていたが、今回か
ら付属学校の教頭や係長相当職以上の事務職員も投票できる。最多得票者が選
ばれるとは限らないのが大きな特徴。十四日から二十日まで、学内から候補者
の推薦を受け付ける。被推薦者が五人を超える場合は、五月二十日に教職員に
よる投票を行い、上位五人を候補者に決める。経営協議会の学外委員の推薦者
(二人以内)を加え、上限七人が最終候補者となる。

 七月一日には、最終候補者を対象に教職員による投票を実施。学長選考会議
では、投票結果や各候補者の面接結果、所信表明の内容などを総合的に判断し、
同月上旬に新学長を選出する。