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『日本経済新聞』2005年3月30日付

大学発VBの資本金、平均4000万円上昇――筑波大など2004年度調査


 筑波大学と横浜国立大学は29日、2004年度の大学発ベンチャー全国調査の二
次調査結果を発表した。資本金の平均は1億3000万円で03年度(9300万円)より
約4000万円上昇、売上高平均も800万円増の1億900万円となった。

 経常損益は平均170万円の赤字と依然厳しいが、03年度(300万円の赤字)よ
り改善した。1989―99年設立の33社は全体の49%が100万円以上の黒字と、01年
設立の26社(20%が100万円以上の黒字)と大きな違いが表れた。「設立後3―
4年が事業を軌道にのせる重要な期間であることがわかる」と筑波大の菊本虔教
授は話す。