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新首都圏ネットワーク


共同通信配信記事 2005年3月31日付

北海道大が認可保育園開設 安心して仕事、研究活動を


 北海道大(札幌市)は、小さな子どもを持つ職員や研究生らが安心して働い
たり勉強できるようにと、全国でも珍しい直接運営による認可保育園を設置、
31日、開園式を行った。

 昨年4月の国立大学法人化を受けて札幌市の認可を受けた。学外からの利用
も可能だ。国立大では、敷地の貸与を受けた社会福祉法人が保育園を運営する
例はあるが、文部科学省は「直接運営の認可保育園はほかに聞いたことがない」
としている。

 保育園は定員60人で、延長保育も含め午前7時から午後7時まで開園。北
大には1958年から職員やOBらが運営する「職員授乳所」があったが、対
象は職員に限られ、受け入れ可能な人数も少なかった。