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時事通信配信記事 2005年3月28日付 ＬＥＣ大に「信頼回復を」＝模試だけで１０８単位認定も−文科省 　文部科学省は２５日、昨年４月新設の大学などが認可当時の計画に基づいて 運営されているかの調査結果を発表した。初の株式会社大学のＬＥＣ東京リー ガルマインド大に対しては、予備校を経営する設置会社が司法試験などの合格 者数水増しで公正取引委員会の排除命令を受けたことについて「極めて遺憾」 と指摘。社会的な信頼の回復に努めるよう、異例の留意事項を付けた。 　ＬＥＣ大については、一部の科目の単位取得を目的とする「科目等履修生」 に対し、正規の学生とは全く異なる方法で単位を認定していたことが判明。資 格試験の模試の結果だけで複数の科目の単位認定を行い、模試の得点次第で最 大１０８単位もまとめて与えていた。同省はこうした認定の方法は不適切だと して早急な是正を求めた。（了）